
鶏肉を焼いたのに、中がちょっと赤い…
「え、これって生焼け?食べて大丈夫?」と不安になること、ありますよね。
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もう食べちゃったけど平気?
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赤い部分があっても加熱できていれば安全?
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食中毒の心配は?
本記事では、鶏肉を焼いても赤く見える理由と、食べても大丈夫かの判断基準、安全な見分け方についてわかりやすく解説します。
焼いても鶏肉が赤いのはなぜ?
まず知っておきたいのは、赤い=生とは限らないということ。
鶏肉は、以下のような理由で**「十分に加熱されていても赤く見える」**ことがあります。
🔹 血管や骨周りの色素によるもの
特に骨付き肉(手羽元、もも肉)や厚みのある部位は、骨髄からにじんだ色素が加熱後も残ることがあります。
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骨の周囲がピンクや赤くなる
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骨の中から赤い液体が出ることも
これは**「ミオグロビン」や「ヘモグロビン」などのたんぱく質の色素**で、加熱していても残る性質があります。
🔹 若鶏特有の現象
若い鶏の骨は柔らかく、熱で骨髄が溶け出しやすいため、骨の周辺が赤く染まることも。
見た目はギョッとしますが、中心部まで火が通っていれば安全です。
食べてしまったけど、大丈夫?
結論から言うと、中心部の温度が75℃以上で1分以上加熱されていれば、赤くても安全とされています。
✅ 安全かどうか確認するポイント:
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赤い部分が筋肉の中心ではなく、骨周辺に集中しているか?
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切ってみて、肉汁が透明または薄いピンク色になっているか?
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内部温度がしっかり上がっているか?(できれば温度計で75℃以上)
これらを満たしていれば、見た目が少し赤くても問題ないケースがほとんどです。
ただし注意!危険な“本当に生”の可能性がある場合
以下に当てはまる場合は、加熱が不十分=食中毒のリスクがある可能性があるので注意しましょう。
❌ 食中毒の可能性があるケース:
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切ったときにドリップのような血がにじむ
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中心部が明らかに生っぽく、ベタつきがある
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加熱時間が5分以下や、表面だけ焼いて中まで火が通っていない
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電子レンジで加熱して断続的に調理しただけ
こういった場合、カンピロバクターという食中毒菌のリスクがあります。
とくに鶏肉の生焼けは要注意です。
すでに食べてしまったときの対処法
もし「ちょっと赤かったかも…」「加熱が甘かった気がする」と思った場合でも、すぐに体調がおかしくなるわけではありません。
⚠ 食中毒の潜伏期間(カンピロバクターの場合)
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通常 1〜5日以内に発症
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主な症状:腹痛・下痢・発熱・嘔吐
ただし、必ず発症するわけではなく、ほとんどの場合は無症状または軽症です。
✅ もし不安な場合の対応:
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体調に変化がないか2〜3日様子を見る
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軽い下痢や腹痛程度なら、水分補給をしっかりと
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高熱・嘔吐・強い腹痛がある場合は医療機関へ
今後のために:鶏肉を安全に焼くコツ
見た目だけで判断が難しい鶏肉。
安全に食べるためには、内部まで確実に火を通す工夫が必要です。
🔥 調理のコツ:
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厚みのある部位は切り込みを入れて加熱ムラを減らす
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フライパン調理なら蓋をして蒸し焼きに
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料理用温度計があればベスト(75℃以上でOK)
⏰ 調理時間の目安:
| 部位 | 片面ずつ焼く時間(中火) |
|---|---|
| もも肉(皮あり) | 5〜6分+蓋して2分 |
| 手羽元 | 両面焼いて10分以上 |
| ササミ・胸肉 | 薄めなら3〜4分でもOKだが中心を確認 |
まとめ:鶏肉が赤い=必ずしも危険ではないが慎重に!
鶏肉は、焼いても赤く見えることがありますが、中心まで火が通っていれば問題ないことも多いです。
しかし、生焼けのまま食べると食中毒のリスクもあるため、見た目だけでなく、肉汁や中心部の状態を確認する習慣をつけましょう。
✔ ポイントおさらい:
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赤くても骨周りや色素のせいで安全な場合あり
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不安なときはカットして中の状態を確認
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すでに食べた場合でも、症状がなければ大丈夫なことが多い
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ただし体調に異変があれば、医師に相談を!

